サンバ楽器の紹介④ タンボリン

タンボリン 趣味

今回は「タンボリン」(Tamborim)です。名前がよく似ていますが「タンバリン」ではありません!(笑)

大きさは6インチ(15cmくらい)で、サンバで使われる楽器の中では、小さな楽器になります。通常の木製のバケッタ(スティック)で叩くこともありますが、通常は、タンボリンスティックを使って叩きます。
サンバ楽器の中では比較的メジャーなものではないかと思います。結構、楽器屋さんにも普通においていることもあります。
タンボリンはリズムにアクセントをつけることで、曲にさまざまな特徴を出していきます。

タンボリンスティック

タンボリンスティックにもいろいろと種類がありますが、おそらく一番メジャーなのが、このスティックになるかと思います。
叩く部分(白い部分)はナイロン製で、通常はいくつかに(写真にものは4本)に分かれています。
これだけで、4人が叩いたのと同じような効果があるんそうです(多分…と聞いたことがあります)

楽器本体は、木製やスチール製、アルミ製のものがあります。アルミ製のものが比較的軽量なものになります。叩き方は、左手で本体を持って、右手にスティックもって叩きます。
本体は小さいですが、実は大音量です!
油断しているとびっくりします(笑)
普通に叩くやり方と、本体を回転させながら叩く(回し打ち、カテヘイロ)といった叩き方があります。この回転させながら叩くやり方は、カイシャで叩く16分音符を演奏するときに使います。

少人数のバテリアなら、タンボリンも一人で十分な感じです。
いろいろなイベントなどで、サンバを見る機会もあると思います。小さな楽器を左手でもって手首を高速回転させながら叩いる場面もありますので、ぜひ見てみてください!
あと、結構うるさい楽器(笑)なのも感じてもらえればと思います!

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