今回は「アピート」です。聞きなれない名前ですが「笛」です。写真にあるのは、LP製のサンバホイッスルになります。
バテリアの演奏中に甲高い笛の音を聞くことがあると思います。バテリアの中ではジレトール(監督、仕切り屋)が「アピート」を使っていろいろな指示を出します。パターンに入る合図を出したり、始まりや終わりの合図出したりして演奏をコントロールしています。
写真のサンバホイッスルは、左右に穴が開いているので、その穴を指で押さえたりしながら、みなさんも聞いたことがあると思う「ピーピーポー、ピーピピーポー」みたいな(字で書くとわからん笑)音を出すことができます。
でも、このサンバホイッスル、吹くのめっちゃしんどいんです。肺活量がいります!
で、バテリアなんかでよく使われているのは、サッカーの審判用のホイッスルなんかが使われます。すごく甲高い音がするので音がよく通るのと、コルク玉が使われていないので濡れたりしても音を出すことができます。
バテリアの演奏を見る機会がありましたら、この「アピート」を吹いている人は「偉い!」ということと、いろいろなタイミングで合図を出しているので、ちょっと意識してみてください!
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