サンバ楽器の紹介① ヘピニキ

ヘピニキ12" 趣味

神戸まつりも今年はまだどうなるかわからず、まだチームの活動もなかなか始動しないので…ちょっとサンバの楽器のことを書いてみようと思います。

今回は「ヘピニキ」という楽器です。「Repinique」と書きます。

もちろんサンバなどで演奏される打楽器です。イメージの写真は私が使っている12インチのヘピニキです。よく使われているCONTEMPORÂNEA製です。
とにかくパンパンにヘッドを締めます。なんで、すごく甲高い「カンカン」っていう音が特徴です。

サンバでは「バテリア(楽器隊)」の中でリーダー的な役割を担う楽器になります。
演奏を始める合図や、ブレイクやパターンを変えるキッカケを出したり、演奏終了の合図を出したり、またソロパターンを叩いたり…といろいろやります。
また、一緒にアピート(笛)も使って合図を出したり手でサインを出したりもします。アピートはジレトール(バテリアの隊長、監督さんです)が使う楽器ですが、ヘピニキ奏者がやることも多いんです。そう、結構忙しいんですよ(笑)
演奏をやめるタイミングとかも、ダンサーさんの状況を見ながら考えたりもしています。

ヘピニキ10"

演奏方法も独特で、右手でバケッタ(スティックの短い感じのやつ)、左手は手のひらを使って叩きます。基本的なパターンは「右右右左」を繰り返しています。なんで、左手が痛いんです(笑)
ちなみにこちらが10インチのタイプです。
このサイズもよく使われています。12インチに比べるとさらに高い音がします。

サンバを観る機会がありましたら、ぜひヘピニキ演奏者がいろいろと合図を出しているところなんかも一度、注意して見てみてください!

コメント