サンバ楽器の紹介③ カイシャ

カイシャ12" 趣味

今回は「カイシャ」です。「Caixa」です。

「カイシャ」はサイズによって、楽器の呼び方がかわります。「タロール」や「マラカシェッタ」と呼ばれるものが多いと思います。サンバ楽器の中では非常に重要な役割をもっていて、サンバ独特のグルーブ(うねり)を生み出す楽器です(そもそも、日本人は持っていない「ノリ」がサンバにはあります)

楽器はスネアドラムに似た構造になっていて、プラスティックのヘッドに「響き線」といわれるものがついていて、独特の「音」になっています。
この「響き線」は、スネアドラムと同じ「スナッピー」が使われていることもあれば、「ギターなどの弦」などを使ったものもあります(写真のものは弦のようなものが張ってあります)

この楽器は通常のスティックや専用のバケッタを使って演奏します(ヘピニキなどでは片手だけスティックですが、カイシャは両手ともスティックです)
主には16分音符を叩くのが基本です。でも単純に16分音符を叩けばいいわけではないです(笑)
使う楽器や演奏する人にもよるのかもしれませんが、写真の楽器(これはマラカシェッタになります)の場合、響き線が張ってる面を叩きます(その方が断然、音がいい感じになります)

通常、ストラップで吊るして叩きますが、YouTubeなどをいろいろ見ると、肩に乗せて叩いたりと独特なパフォーマンスも見られますので、ぜひ、探して見てください!

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